おすすめ記事を見る →

Claude CodeからCodex×Hermesに切り替えた理由|100ドル課金中に20ドル溶かして分かったこと

Claude CodeからCodex×Hermesに切り替えた理由のアイキャッチ画像

※ 当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。記事内のリンクから商品を購入すると、当サイトに紹介料が支払われることがあります。

Hermesを触っていて、一番おもしろいと思ったのは「ただのAIチャットじゃない」ところでした。

Discordから呼べる。ファイルを読める。cronで動かせる。スキルや記憶も残せる。

しかもVPSに置いておけば、自宅のPCだけに縛られません。外出先のスマホからでも、別のPCからでも、同じHermesに投げられます。

これ、ちゃんと育てたら自分用のAI受付になるんちゃうかな。

朝になったらAIニュースを拾って、Discordに届ける。気になったニュースがあれば、ブログのネタ候補まで出す。記事にできそうなら、過去のテンプレやメモを読んで下書きまで進める。

そういう使い方をしたくて、Claude Code、OpenRouter、Codexをいろいろ触っていました。

いまの結論は、Hermesを受付にして、Codexを頭脳兼実行役にする形です。最初からそこに決めていたわけではなく、何度か遠回りしました。

この記事の結論

  • Hermesは、Discordから呼べる自分用AI受付として使いやすい
  • memory、skill、cronまで使うなら、単発チャットより「育てる運用」に向いている
  • 自分の用途では、OpenRouterで安いモデルを探すより、ConoHa VPS上のHermesとCodexに寄せる方が手戻りが少なかった

最初に惹かれたのは、Hermesが「育てられる受付」だったこと

Hermesのいいところは、毎回ゼロから説明しなくてよさそうなところです。

  • Discordから指示できる
  • PCでもスマホでも同じ入口を使える
  • VPS上で動かせば、手元PCを開きっぱなしにしなくていい
  • memoryに好みや前提を残せる
  • skillに手順を残して、次回の作業に使える
  • cronで毎朝のニュース収集みたいな定期作業も任せられる

普通のチャットAIだと、どうしても「その場の会話」で終わりがちです。

欲しいのは、毎回きれいな回答をくれる相手というより、前に決めた方針や手順を覚えていて、次の作業につなげてくれる受付です。

AIニュースを毎朝見に行くのではなく、Hermesに届けてもらう。記事ネタを思いついたら、過去の方針やテンプレを見ながら進めてもらう。開発や調査でも、途中のメモや作業ファイルを残しておく。

ここまでできるなら、自分用の作業受付として育てる価値がありそうだと思いました。

Claude Codeでも作業はできる。でも往復が増えてきた

最初からClaude Codeがダメだったわけではありません。

細かい作業単位で見ると、Claude Codeだけでもかなりできます。記事の構成を作る、ファイルを読む、下書きを直す、レビューする。そういう作業は普通に強いです。

ただ、最近は何度も説明したり、やり取りを往復したりする場面が増えてきた感覚がありました。

毎回「このブログではこう書く」「このテンプレを見て」「この方針は前に決めた」と説明する。作業自体はできるけど、その前後のやり取りが少し重い。

そこをHermesのmemoryやskillで減らせるなら、かなり楽になるかもしれないと思いました。

Claude Codeを捨てたいというより、AIに頼む入口をHermesに寄せたかった。ブログだけではなく、開発、調査、メモ整理、定期実行も同じ入口から投げられるようにしたかったんです。

OpenRouterを見たのは、Hermes側の従量課金を抑えたかったから

次に見たのがOpenRouterでした。

Claude Codeを使う作業とは別に、Hermesの頭脳として動くモデルが必要になります。そこを普通にClaude系APIで回すと、Claude Codeの月額とは別に従量課金が走ります。

それなら、OpenRouter経由で安いモデルを使えないか。Hermes側では安いモデルに判断させて、必要な処理や重い作業はClaude Codeに任せる形にできないか。

最初はそんな構成を考えていました。

ただ、実際にやってみると、ここが思ったより難しかったです。

  • Hermes側のモデルが、Claude Codeへ投げる判断をうまくできない
  • Claude Codeの結果を受け取っても、その後の扱いが安定しない
  • tool useまわりで、できること・できないことが分かれる
  • rate limitやcredit残量を気にする場面が増える
  • 結局、どこで詰まったのかを人間が見に行くことになる

安いモデルを使いたいだけなのに、判断役と実行役のつなぎ込みで手間が増えていく。

んん、これはちょっと違うかもな。

そう感じる場面が増えました。

Codexは、Hermesの頭脳にも実行役にもできた

そのあと調べていく中で、CodexをHermesの頭脳として使えることが分かりました。

ここがかなり大きかったです。

追加の従量課金モデルをOpenRouterで探し続けるより、サブスク内で使えるCodexをHermes側に寄せる。しかもCodexなら、頭脳として判断するだけでなく、実際のファイル操作や記事作成の実務にも使えます。

もちろん迷いはありました。

Claude Code側には、これまで作ってきたエージェントやテンプレがあります。planner、writer、reviewerみたいな役割も作っていました。そこを捨てるのは少しもったいない。

でも、Hermesのmemory、skill、cron、Discord受付はやっぱり魅力的でした。複数の端末から触れることも含めて、自分の作業全体にはこっちの方が合いそうだった。

なので、Claude Codeで作ってきた手順やテンプレは作業フォルダ側に残しつつ、実験的にCodex × Hermesへ寄せることにしました。

いまの構成:ConoHa VPS上のHermesに、Discordから投げる

いまは、ざっくりこういう構成で動かしています。

役割使っているもの理由
入口DiscordPCでもスマホでも投げやすい
受付・記憶Hermesmemory、skill、cronを使える
置き場所ConoHa VPS手元PCを開きっぱなしにせず、外から同じ環境にアクセスできる
頭脳・実行役CodexHermesの判断と、記事作成・ファイル操作の実務をまとめて任せやすい
作業資産プロジェクトフォルダテンプレ、下書き、調査メモ、スクリプトを残せる

ローカルPCでも試せます。最初の検証ならそれで十分です。

ただ、自分はHermesを毎朝動かしたり、外出先からDiscordで呼んだりしたかったので、VPSに置く方が合っていました。

いまHermes自体はConoHa VPS上で動かしています。AIニュース便、記事下書き、開発まわりの確認、定期実行も、まずはその上で小さく試しています。

VPSが必須という話ではありません。ただ、ローカルPCをつけっぱなしにしたくない人や、スマホ・別PCから同じAI受付を触りたい人には、VPSはかなり相性がいいと思います。

もし同じように、手元PCをつけっぱなしにせずAI受付を置きたいなら、VPSを一つ持っておくと試しやすいです。自分は ConoHa VPS 上でHermesを動かしています。

OpenRouterの安いモデルは、いまは使っていない

ここは正直に書いておきます。

いまの自分の運用では、OpenRouterの安いモデルを軽作業用に使い分ける、という形にはしていません。

要約も、記事の構成も、ファイル確認も、基本的にはCodex × Hermes側に寄せています。

安いモデルを否定したいわけではありません。短い分類や単発の要約なら、使える場面はあると思います。

ただ、自分がやりたいのは「毎朝動く」「前提を覚える」「下書きや調査まで進める」「作業ファイルを残す」ことでした。そこまで含めると、いまはCodexにまとめた方が手戻りが少ないです。

コスパの正体は、モデル料金より「説明し直さなくていいこと」だった

今回いちばん大きかったのは、料金表だけでは見えないコストです。

1回の返答が安くても、毎回説明し直して、毎回ログを見て、毎回「これはどこまで進んだんやっけ」と確認するなら、結局しんどいです。

逆に、少し高く見えても、前提を残せて、作業が続いて、ファイルやテンプレが作業フォルダに残るなら、全体ではそっちの方が安いことがあります。

見ていたもの最初に期待したこと実際に感じたこと
Claude Code既存の100ドル契約とエージェント資産を活かす作業単位では強いが、受付・記憶・定期実行まで含めると往復が増えた
OpenRouterHermes側の頭脳モデルを安く動かす判断役と実行役のつなぎ込みで手戻りが出た
Codex × HermesHermesの頭脳と実行役をまとめる記事作成、ファイル操作、記憶・skill運用を一つの流れにしやすい
ConoHa VPS手元PCなしで常時動かす外出先からも同じHermesに投げられるのが便利

自分の場合、Codex × Hermesは「一番安いモデルを見つけた」という話ではありません。

説明し直す回数を減らして、AIに頼む入口をひとつにして、記事・開発・調査の作業資産を残しやすくする。そのための選択でした。

まとめ:Hermesを育てるなら、入口と置き場所まで決めた方がよかった

最初は、Claude Codeの契約を活かしながらHermesを動かせないかと考えていました。

そのあと、Hermes側の従量課金を抑えるためにOpenRouterも見ました。

でも、実際にやりたかったのは、安いモデル探しではありませんでした。

  • Discordから投げられる受付を作る
  • memoryやskillで前提を残す
  • AIニュース、記事下書き、開発まわりの確認を同じ入口から進める
  • ファイルやテンプレを作業フォルダに残す
  • PCでもスマホでも、同じHermesにアクセスできるようにする

そこまで含めると、いまはConoHa VPS上のHermesにDiscordから投げて、Codexに頭脳と実行役を任せる形が一番しっくりきています。

最初からCodex × Hermesにしておけばよかったです。笑