一つのPDFから必要なページだけ渡したいときは、取り出す範囲と、出力を何ファイルに分けるかを先に決めます。このサイトのPDF分割ツールでは、カンマで区切った範囲がそれぞれ別のPDFになります。
離れた1ページ目と3ページ目を1つのPDFへまとめたい場合は、1,3 で各ページを別々に保存してから、PDF結合ツールで1→3の順にまとめます。分割だけで1ファイルになるわけではありません。以下では、連続したページを分ける例と、離れたページをまとめる例を順に紹介します。
ページ番号入りの練習用PDFを確認する
3ページの練習用PDFを保存し、先に開いてください。1ページ目は GUIDE 1、2ページ目は GUIDE 2、3ページ目は APPENDIX 3 と表示されます。会社の資料は含まれない架空のPDFです。
今回の目標は、案内の1〜2ページをひとつのファイルにし、添付の3ページ目を別のファイルにすることです。ページを取り出す前に、元PDFのページ数と順序を見ておきます。
1-2,3を指定すると何が保存される?
PDF分割ツールでファイルを選び、範囲欄へ 1-2,3 と入力して処理します。出力は次の2ファイルです。各ファイルの保存リンクを個別に押します。一括で自動ダウンロードはしません。
| 入力した範囲 | 出力 | 開き直したときの中身 |
|---|---|---|
1-2 | 1つ目のPDF | GUIDE 1 → GUIDE 2 の2ページ |
3 | 2つ目のPDF | APPENDIX 3 の1ページ |
指定しなかったページは出力されません。重複ページ・範囲外の番号はエラーになります。入力1ファイルは10MiB・50ページ以内、出力は最大20件・合計40MiBです。ページ数が多い実ファイルでは端末の性能にも左右されます。
PDF分割
入力した範囲ごとに別のPDFを作り、保存後のページを確認します。
離れた1・3ページを1つのPDFにまとめるには?
同じ3ページの練習PDFで、GUIDE 1 と APPENDIX 3 だけを1つのファイルにまとめます。まず分割で2ファイルを保存し、その2つを結合します。
- PDF分割ツールで練習PDFを選び、範囲欄に
1,3と入力して「PDFを分割する」を押す。 - 1つ目と2つ目の保存リンクをそれぞれ押す。今回は
split-01.pdfが元の1ページ目、split-02.pdfが元の3ページ目で、各ファイルは1ページになる。 - 保存した2ファイルを開き、
GUIDE 1とAPPENDIX 3がそれぞれ読めるか確認する。作業中に別のPDFと混ざらないよう、必要なら内容が分かる名前へ変える。 - PDF結合ツールでその2ファイルを選ぶ。一覧の上を
GUIDE 1、下をAPPENDIX 3にする。逆なら「上へ」「下へ」で直す。OSで選んだ順番だけに頼らず、画面の一覧を確かめる。 - 保存名を決めて「PDFを結合する」を押し、「PDFをダウンロード」から保存する。たとえば
pages-1-3.pdfとし、原本や途中の2ファイルと区別する。 - 保存した結合PDFを開き直し、2ページで、順番が
GUIDE 1→APPENDIX 3になっていることを確かめる。GUIDE 2は出力に含まれない。
| 段階 | ファイル数 | 各ファイルのページと内容 |
|---|---|---|
| 元の練習PDF | 1 | 3ページ:GUIDE 1 → GUIDE 2 → APPENDIX 3 |
1,3 で分割し、2つを個別に保存 | 2 | それぞれ1ページ:GUIDE 1 と APPENDIX 3 |
| 1→3の順に結合して保存 | 1 | 2ページ:GUIDE 1 → APPENDIX 3 |
PDF結合
分割して保存した2ファイルを、一覧の上から1→3の順にまとめます。
この例は2026年10月6日にLinuxのHeadless Chromium 153.0.8010.12で、公開ツールの分割・個別保存・結合・保存を確認しました。保存した出力を読み込み直し、全ページを描画して、ファイル数・ページ数・文字・順序・向きを照合しています。Edge・Acrobat Readerでの実操作は今回の確認に含みません。練習PDFには内部リンクがないため、内部リンクの維持を実測した例でもありません。
共有前に、何を確かめる?
出力を一つずつ開き、ページ数、順序、向き、必要な本文を確かめます。原本は残してください。ページを分けると、別の出力範囲へ飛ぶ内部リンクは維持できないため、このツールは安全に扱えないリンクを検出すると停止します。署名・フォーム・しおりなども対象外です。ガイドの制約を確認してから使ってください。
提出先へ2ファイルを渡してよいかも確認が必要です。「必要ページを1つのPDFにまとめる」要件なら、上の分割→結合の例に沿って、保存した出力を確認します。内容の削除や墨消し、法的証拠性の維持はこの記事の手順に含みません。
元PDFの内部リンクや署名はどう扱う?
内部リンクが除外したページへ飛ぶ場合や、リンク元とリンク先を別ファイルへ分ける場合は、分割ツールが処理を止めることがあります。後で結合する予定でも、対象外のPDFを先に分割できるようにはなりません。リンク元とリンク先を同じ範囲に含めるか、分割せずに渡すかを確認してください。
署名・入力フォーム・暗号化・権限制限などがあるPDFは、分割・結合の対象外です。しおりがあるPDFは分割の対象外で、結合ツールもしおりを出力へ引き継ぎません。元の構造やリンクが必要な資料は、分割ガイドと結合ガイドを確認し、作成元や担当者へ相談してください。
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